木具定ばなし
木具定ばなし
木具定商店の歴史
木具定商店の歴史
新宿パークタワー7F OZONE「とうきょうの木」ショールームにて当社江戸折箱と木のストローを展示中です。ストローの巻取り機を開発しました(製品のご紹介欄のストローを参照)。ストローは要望に応じて受注生産します。
天保年間(1830年頃)、木具師の定吉(初代)が当時魚河岸のあった東京・日本橋、現在の三越の向かいに工場兼店舗を構えたのが始まりで、木具定の屋号もそれに由来します。
明治2年、浅草雷門並木通りに移り、以来「並木の木具定」として親しまれています。昭和24年、浅草柴崎町(現西浅草)に工場、平成元年に雷門本社ビルを建設しました。
平成15年に、信田喜代子が社長となる。
平成16年に「環境を考えると容器はやっぱり木材、使う時も捨てる時も!」をテーマにエコプロダクツ2004に出展しました。
平成18年より、「木と環境の関わり」の啓蒙と作る楽しさを体験することを目的としたECO経木モビール木工工作キット等の「木の国工房」シリーズの開発を始め今日に至っています。
令和2年より、信田喜代子、信田聡の代表取締役2人制に移行現在に至る。
以前は、折箱、御神札、木具製品を営む店には「木具〇〇」という屋号が多くありましたが、現在では木具の名を守っているのは全国でも数件となり、弊社はその中でも老舗です。
上: 浅草雷門に店舗があったころの写真。抱っこされた現会長の後ろの看板には「おりや」の文字が。店内にはうずたかく積まれた折箱の山が見える。
下:現在の本社ビルがある当時の雷門大通り。写真は会長の母、梅子。